多くの企業では、新入社員や入社数年目の社員は、ロジカルシンキングをベースにしたスライドの作り方やプレゼンテーションの仕方を学ぶ機会があるのではないかと思います。若手社員の時代は、複雑な物事を整理して、分かりやすく伝えることが何よりも求められますので、こうした研修は有効です。
しかし、役員・事業部長・部課長や、役職に関わらずプロジェクトをリードする立場に就いた時、分かりやすく伝えることに加えて、人を動かす影響力が求められるようになります。役職があれば、それに伴う権限がありますので、やるべきことを指示命令して無理やり従わせることも可能ですが、そのような強制力で人を動かすやり方では、組織の潜在力をフルに発揮させることができません。組織の力を最大限に引き出すために必要なことは、メンバーが瞳を輝かせ、自発的に仕事に取り組むようなモチベーションを引き出し、組織・チームの結束力を引き出しながら、使命を全うすることです。
幹部リーダー向けプレゼン研修では、そのような人を動かす力を磨く、発信力のトレーニングを提供します。必要な知識、考え方のエッセンスは、著書「スピーチの教科書」と「スピーチの法則」に書いた通りです。研修では、大事なポイントを身体に染み込ませ、それを自ら実践できるようにトレーング主体で進めます。
これまで、1万人以上のビジネス・リーダーを対象に、日欧グローバルトップ企業を含む数多くの組織・団体で研修を行ってきました。そして、多くの場合、5段階評価で、4.5以上のスコアをいただき、参加者にご満足いただいています。感動を届け、人を動かす力の組織的な底上げが必要だとお考えの際には、是非、お声がけ下さい。時間、費用、人数、進め方等、ご相談に乗りますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
これまでに得た経験と知識を、広く社会に還元することで、これからの社会を担う人たちをインスパイアすることが、私の使命の一つです。高校時代は学校の先生になりたいと思っていました。そして、30代の後半に、アカデミックな研究者になることを考えた時期もありました。私は実務家として、キャリアを積んできましたが、これからの私は、自らの実践経験を体系化して、実社会に真に役立つスキルの提供を目指して、幅広く教育活動に関わっていきたいと考えています。
グロービス経営大学院 2015年7月11日
「優れたリーダーは、なぜ失敗を語るのか〜本当の自分から湧き出た志が世の中を動かす」というテーマで、2時間半のワークショップを行いました。チームフロー代表の平本あきおさんと共同開発した「失敗を宝に変えるワーク」のパワー炸裂でした。多くの参加者の皆さんが、これまで「失敗」だと思っていた出来事が、本当はかけがえのない気づきを与えてくれたり、人生を方向修正してくれるきっかけでなっていたことを発見したとの感想を送ってくれました。志を大事にするグロービスの現役と卒業生の皆さんとの熱く、充実した時間でした。
交通遺児育英会心塾 2015年7月2日
2012年より、毎年4回、心塾の寮生に「スピーチ講座」を通じて、コミュニケーションについて教えています。コミュニケーションは、言葉とカラダの両方を使って、相手とメッセージを送り合うものです。劇団四季で活躍し、現在、望月龍平シアターカンパニーを主宰する演出家・脚本家・俳優の望月龍平さん、ダンスマルシェを主宰するダンサーの池上直子さんにもご協力いただきながら、思いを表現するためのエッセンスを伝えたいと思っています。
昭和女子大学キャリアカレッジ 2015年6月20日
キャリアカレッジは、熊平美香さんが学院長を務める女性リーダー育成のための学びの場。2014年より、シンガーソングライターで発声研究家の楠瀬誠志郎さんとジョイントで、プレゼンテーション講座を受け持っています。ロジカルな主張と構成、ストーリーテリング、しっかりした発声技術を身につけることで、受講生の皆さんが、ますます輝いていきます。秋の講座も楽しみです。
兵庫県豊岡市「稽古堂塾」 2015年6月5日
豊岡市が2014年に開校した、産官学が一体となって地域活性化に取り組むための研鑽機関「稽古堂塾」で、「イノベーションを実現するチームづくりとコミュニケーション」というテーマでワークショップを行いました。昨年に続く2回目となります。豊岡市は、コウノトリの街としても有名で、環境に配慮した街づくりに注力してきたおかげで、毎年、コウノトリが飛来するようになりました。中貝市長、真野副市長の斬新な取り組みは、全国のモデルケースともなっています。講座修了後、同じ市内の城崎温泉で汗を流すのが、たまりません。
カナエール「SELP」 2015年4月22日
カナエールは、児童養護施設からの進学を応援する奨学金プログラム。多くのボランティアの方々の献身的な活動で支えられている活動です。施設の子どもたちが、未来の夢をスピーチで語ります。その際に、子どもたち(カナエルンジャー)を様々な面から大人たち(エンパワ)が支えます。私は、子どもたちにスピーチ指導を行う大人たちを、スピーチ講座を通じて、サポートをしています。7月に行われた横浜での大会に参加してきました。多くのボランディアの方々に支えられて、頑張る子どもたちを見て、心が震えました。本当に素晴らしい活動です。これからも応援したいと思っています。
松下政経塾 2015年3月2日
32期から35期の皆さんに、「リーダーシップとコミュニケーション」について、半日間のワークショップを行いました。一度社会に出て、世の中の様々な問題に取り組むことを志して、頑張っている、志と経験値の高い方々と、深い対話を行うことができました。私が小学生の頃、父に、松下政経塾という素晴らしい学校があるということを聞いて、「行ってみたいな」と思ったことがありました。このような形で、関わることができ、本当に嬉しかったです。二冊目の本もPHP研究所からの出版だし、かつてのソニーのライバルと不思議なご縁ができてしまいました。塾生の方々の活躍を応援しています!
2014年11月
戦略経営アカデミーは、ビジネスパーソンを対象にした公開講座。2013年から「リーダーシップ・プレゼンテーション」講座全4回を担当しています。私が普段の活動を通じて吸収したことや考えたことを整理して、お伝えする機会にしています。これまでの受講生は、大企業の管理職、中堅企業の社長、現役MBA学生の方々。ビジネススクールの正規のプログラムでは、スピーチやプレゼンテーションは教わりませんが、社会でリーダーとして活躍する人たちにとって、思いを伝えて、人びとに影響力を及ぼす最大の武器がスピーチ力です。是非、日本一の学びの機会にしていこうと思っています。
2014年10月29日
キャノンや特許庁で活躍された鈴木公明教授のデザイン戦略の授業に、2012年よりお招きいただき、社会人の受講生に「プレゼンテーション・デザイン」についての講義を行っています。スピーチやプレゼンテーションを「行う」、「する」というように考えると、話し手中心で考えてしまいがちですが、それを「デザインする」と捉えることで、より客観的な視点から眺めることが可能になり、創意工夫の余地が広がります。新商品やサービスの開発では、ユーザーの体験がそれによってどう変わるかを考えることが大事です。そんな観点から、ストーリーテリングについて、お伝えしています。
神戸女学院大学 地域づくりリーダー養成プログラム
2012年6月21日
初めて女子大のキャンパスに足を踏み入れたドキドキした経験でした。美しいキャンパスで、こんなところで4年間を過ごすと、いい子に育つだろうなと思える空間でした。就活を目前に控えた学生さんに、3分間自己アピール・スピーチの講義し、実践していただきました。それぞれの方々のストーリーに、心が動いた時間でした。お世話になった吉田ともこさんや、ご縁が出来た先生方、社会に巣立っていく学生さんたちのことをいつまでも応援しています。
成城大学 キャリア形成概論
2012年6月7日
ソニーで活躍された勝又あずさ先生の「キャリア形成概論」の講座で、プレゼンテーションの授業を行いました。就活に臨むにあたり、どのように自分をアピールしていくかについて考えて、自分のストーリーを語れるようしていきました。勝又先生の本当にきめ細やかな配慮は、ゲスト講師はもちろんのこと、受講生の方々にも向けられていて、こんな講座、自分も出てみたいなと思いました。2013年にもお話させていただきましたが、当時の学生さんは今、社会に出て活躍していることと思います。いつも応援していますよ。
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